お金はなくても、春は訪れる。
財布の中身よりも、今は心弾む季節の訪れを、私は犬の仲間二匹と共に待っていた。
4月1日、簡単な弁当をバッグに詰め込み、自転車で公園へ向かった。
目的は、花見と散歩すること。
まだ蕾の固い桜を見上げながら、私は少しばかりの物足りなさを感じた。
「満開はもう少し先かな。」
仲間はそんなことお構いなしに、春の陽光を浴びて駆け回っている。
その姿を見ているだけで、自然と笑顔が溢れてくる。
花見を終えると、仲間は、誘われるようにドッグランへ走り出した。
たくさんの可愛いワンちゃん、広い敷地を駆け回る姿は、まるで春の妖精のようだった。
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二日後、再び同じ公園を訪れた。
すると、目の前に広がったのは、まだ完成された満開ではないが、桜の絶景だった。
蕾だった桜は、鮮やかなピンク色に染まり、風に揺らめいている。
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桜の下で、弁当を食べる。それは何よりも贅沢な時間だった。
お金では買えない、春の喜びを、私達は心ゆくまで味わった。
今年も、桜と仲間と過ごせた春。
来年も、再来年も、その先も、ずっとこの風景が続けばいい。
そんな願いを込めて、私は空を見上げた。
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🐕【犬日記】桜の香り、風、そして最高の友
春の陽射しが気持ちいい。
今日はTOMOと一緒に公園に行くんだ!
自転車に乗せてもらい、風を切って進む。
ワクワクが止まらない!
公園に着くと、そこにはたくさんの桜の木が!
TOMOは桜の下で弁当を食べている。
いい匂い!
そして、いつものように近づいて、おねだり。
すると、優しい笑顔で少しだけおすそ分けしてくれた。
花見を終え、私たちはドッグランで他のワンコたちと遊ぶ。追いかけっこしたり、大はしゃぎ!
みんな楽しそうで、笑顔が止まらない。
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二日後、まだ蕾のものもあれば、満開のものもあって、まるでピンク色の雲みたい!
あーいい香り!
満開の桜の下で、大切な人と、そして最高の友達と過ごす時間。
これ以上の幸せはない。
春は最高だ!