保護することができました。」
「皆様、たくさんのご心配と、拡散にご協力いただき本当にありがとうございました。」
今回の経験から得られた教訓を、今後のためにまとめさせていただきます。
夜11時頃、猫が玄関を開けた隙に、脱走しました。完全に不注意でした。しばらく気が付かなかったのです。
行動を振り返りたいと思います。
- 1日目:・・・居ないことに気付かなかった
- 2日目:見回り・警察(近くの交番)へ連絡・チラシ作成・X(SNS:旧Twitter)での投稿
玄関を少しあけたままにして、溝や車の下など低い位置も探しました。
今思えば、この日、他にできることがたくさんありました。早期解決のために、早急なサポートはとても重要です。
Xでの投稿は、フォロワーが少ないので最初は拡散しませんでした。そして、「迷子ペットの飼い主をサポートするHPとSNS」を運営されている方へ、協力をお願いしました。サポートをうけ、拡散が広がり、そこからまた他の方からのアドバイスのメッセージがあり、できることから始めました。
【固定用】#迷子ペット の飼い主をサポートするHPとSNSを運営しています。🔍
ペットの迷子を早期解決するには、たくさんの方に迷子または保護の事実を認知していただく必要があるため、
情報の拡散にご協力頂ける方、Repost、Followよろしくお願いします。🙏長くなるため詳細↓….… pic.twitter.com/ZTZxsvZy1q
— 𝕟𝕖𝕜𝕠𝕟𝕒𝕣𝕖 | 迷子ペット解決サイト運営 | 𓃠 (@nekonare_pets) October 17, 2023
- 3日目:まだ静かな早朝、家から50m付近でバッタリ目の前に現れ出会うも、追いかけたのが間違いでとっさに逃げられてしまいました→だいたいの場所がわかったので、近所へベランダの確認をお願いをしました→付近に水を置き、砂などで家までの導線をつくりました→関西圏を中心に活動している「ねこから目線。」の方にカメラと捕獲用のケージを設置していただきましたが、その場所の電波が悪くカメラの反応が遅れそうなので、アドバイスに従って定期的に忍び足でケージ付近へ行きました→ケージ付近で、もう一匹飼っている猫の鳴き声を録音(動画)と「猫が近寄ってくる音」をユーチューブで見つけたので、私の場合ですが小さな音量で再生しました
【導線】
迷子🐱の場合 当日~3日まで
迷子になってすぐなのでまだそばにいます。 まず、この子の猫砂を小さなネットに入れて家までの導線を作ってあげてください。そして、玄関に小さなボールをかませて開けたままにして、餌と水を毎日変えて下さい。→続く pic.twitter.com/eCRLLB94tD— コヨーテ (@nausica168) February 8, 2024
【猫が絶対に近寄ってくる音】
- 4日目:深夜、普段イワシは与えませんが、焼き魚のイワシの残りがあったので、導線に導くようイワシを持って捜査しました。もう辺りは静まり返っていました。
深夜1時前、ケージ付近で見つけました(家から約50m)。今度は近寄らずしゃがんで来るのを待ち、ゆっくり進んで来てくれたので小声で呼び続け捕獲しました。
おそらく、今は引っ越しされてますが多頭飼いしておられた家のベランダ下の、波打った屋根の凹んだ部分(家から約100m)にいたと思います。捕獲した時、他の猫の便の匂いが染みついていました。カツオは、「仲間がいる」と思ってそこに潜んでいたのかもしれません。(今年6月に、うちのベランダに迷ってきた猫がいました。その子は首輪を付けていて、保護し、無事飼い主へ届けることができました。結論から言うと、必ずしも他の猫の近くに行かないとは限りません。個体差や状況によって大きく変わってくると思います。)
保護直後、約二日間お水も飲んでいなかったようで即パサパサのウ*チを二度し、お水とご飯をたくさん食べました。
ご飯を食べ終わり、ノミやフィラリアの薬を投薬しました。それだけではまだ終わっていませんでした。ペットの迷子を解決までサポートされている方からのDMが届き、「病院へ連れて行って下さい。」とのことでした。
幸い怪我はありませんでしたが・・・
脱走した猫のウイルス検査は、非常に重要なことだと知りました。
脱走中に他の猫と接触したり、感染源となる場所に触れた可能性があります。
【ウイルス検査の重要性】
- 猫白血病ウイルス(FeLV)や猫免疫不全ウイルス(FIV)などの感染症:これらのウイルスは、猫同士の接触や感染した環境を通して感染し、重篤な病気につながる可能性があります。
- 他の猫への感染防止:もし感染している場合、他の猫に感染させてしまう可能性があります。
- 適切な治療:感染が確認された場合、早期の治療によって重症化を防ぐことができます。
【ウイルス検査を受けるタイミング】
- 脱走から2ヶ月以上経過後:ウイルス検査は、感染してからある程度の時間が経過しないと、正確な結果が出ない場合があります。一般的には、脱走から2ヶ月以上経過してから検査を行うことが推奨されます。(検査日について、獣医師に直接ご相談いただくのが一番確実です。)
- 症状が出た場合:発熱、食欲不振、体重減少などの症状が出た場合は、早めに動物病院を受診し、検査を受けることをおすすめします。
【検査の種類】
- 血液検査:一般的に、血液検査でFeLVとFIVの抗体や抗原を調べます。
- その他の検査:症状によっては、追加で尿検査や糞便検査を行う場合があります。
【ウイルス検査を受けるメリット】
- 愛猫の健康を守る:早期に感染に気づくことで、適切な治療を行うことができます。
- 他の猫への感染を防ぐ:家族に他の猫がいる場合、感染を防ぐことができます。
- 安心して暮らす:検査結果が陰性であれば、安心して猫と暮らすことができます。
【ウイルス検査を受けるデメリット】
- 費用がかかる:検査費用は動物病院によって異なりますが、数千円から数万円かかることがあります。
- 猫への負担:採血などの検査に伴い、猫に少しの負担がかかる場合があります。
獣医師への相談
ウイルス検査については、必ず獣医師にご相談ください。 獣医師は、猫の年齢、健康状態、脱走期間などを考慮し、最適な検査方法や治療法を提案してくれます。
【反省点】
- 早期解決を怠った:普段からSNSをあまり活用していなかったため、いざという時にどのように活用すれば良いか分からず、情報発信が遅れてしまいました。当初から積極的に情報発信していれば、より早く見つけることができたかもしれません。SNSは情報が瞬時に広がるため、多くの人の目に触れる機会を増やし、捜索範囲を広げることができます。また、さまざまな人から情報提供を受けやすく、手がかりを見つけやすくなります。首輪もとても有効な手段の一つです。
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ペットの迷子を早期解決するには、たくさんの方に迷子または保護の事実を認知していただく必要があるため、
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— 𝕟𝕖𝕜𝕠𝕟𝕒𝕣𝕖 | 迷子ペット解決サイト運営 | 𓃠 (@nekonare_pets) October 17, 2023
- 捕獲の際の注意点:猫が驚いて逃げてしまう可能性があるため、無理に捕獲しようとせず、ゆっくりと近づくか待つか、猫が安心できるような声かけをすることが大切です。
- 今後の対策:今回の経験を活かし、再度猫が脱走しないよう、玄関の対策・首輪・マイクロチップの確認など、事前に準備しておくことをおすすめします。
その後、ゲートを設置しました。
猫が脱走した際に、まず行うべきことやその後できることなどを、いくつかご紹介します。
猫が脱走した際に、まず行うこと
- 冷静になる:パニックになると、冷静な判断ができなくなってしまうため、まずは落ち着きましょう。
- 室内外を確認:猫が室内に隠れている可能性も考えられます。まずは室内を隅々まで探してみましょう。
- 近所の人に声をかける:猫の特徴を伝え、近所の人に協力を依頼しましょう。
- 警察に届け出る:拾得物として届け出ることで、飼い主が見つかる可能性が高まります。
- 動物病院に連絡:マイクロチップが入っている場合、動物病院で照合してもらうことができます。
- ポスターを作成:猫の写真と特徴を記載したポスターを作成し、近所や公共の場所に貼るのも有効です。
- SNSを活用:X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSで情報を拡散しましょう。
- 迷子猫掲示板を利用:迷子猫専用の掲示板に情報を掲載しましょう。
- 動物保護団体に相談:多くの動物保護団体では、迷子猫の捜索活動を行っています。
- 定期的に同じ場所を歩く:猫が普段よく行く場所を定期的に歩いてみましょう。
- 夜間は特に注意:夜間は猫が動きやすいので、懐中電灯を持って探しましょう。
- 諦めずに続ける:諦めずに捜索を続けましょう。
詳しくは、ペットの迷子を解決までサポートへ。
猫が帰ってきた時のために
- ケージを用意:猫が帰ってきた時にすぐに隔離できるよう、ケージを用意しておきましょう。(私はこれを怠りました。)
- 動物病院へ:健康状態を確認するため、動物病院へ連れて行きましょう。
- マイクロチップ:まだマイクロチップを入れていない場合は、この機会に挿入することを検討しましょう。
迷子にならないようにするために
- 首輪をつける:名前と連絡先が分かるように、首輪をつけましょう。
- 室内での対策:窓やベランダに網戸をつける、ドアを閉めるなど、室内での対策も大切です。
- 定期的な運動:猫が運動不足にならないように、定期的に遊んであげましょう。