「ほー。うまっ…」　〝ゆるキャン△〟キャンプ飯　スープパスタ編 　

　一昔前までは、大人数でワイワイといったイメージが強かったキャンプ。ただ最近では、少人数だったり、お一人様のソロキャンプだったりと、お手軽キャンプも増えてきました。大掛かりな設備もいらないことが人気の理由のようです。このキャンプを題材にしたアニメが「ゆるキャン△」。女子高生たちがレクリエーションや野外調理など、アウトドア趣味を緩やかに楽しむ様子が共感を呼んでいます。そしてやはり、キャンプの醍醐味と言えば食事。今回、ABEMAでこの「ゆるキャン△」の1期が一挙配信されることを記念して、ABEMAのアニメ局スタッフが、このキャンプご飯の再現に挑戦してみました。選んだレシピは、コッヘル1つでできるお手軽レシピ「スープパスタ」。春の食材も使ったようですが、その出来栄えはいかに！？

まず、スープパスタが登場するのは、アニメ第5話「二つのキャンプ、二人の景色」です。長野へ向かったリンが、高ボッチ高原で作りました。寒い冬に、身も心も温まる、そして簡単にできるお一人様レシピ。再現したファンの方も多いのではないでしょうか。

簡単でおいしい人気レシピの再現に挑戦したのは、ABEMAアニメ局の面々。普段はアニメチャンネルの編成や企画を担当しています。ちなみに好きな料理のジャンルはイタリアンで、キャンプ経験は無し、したいという気持ちは非常にあるそうです。

　まず、材料はこちら。主役となるパスタにベーコン、アスパラ、たまねぎ、しめじ、チーズ、水、牛乳、おろしにんにく、チーズ、コンソメ、オリーブオイル。家庭で作るなら、パスタは別に茹でることもありそうですが、無駄なものは出さないのもキャンプご飯。茹で汁も捨てずにそのまま使います。

「ゆるキャン△」同様、使うのはコッヘルとガスコンロ。大量に作るわけでもないので、小さなコンロでも火力は十分に足ります。まずはオリーブオイルで具材を炒め、水を投入。そこにコッヘルから飛び出さないように折ったパスタを投入します。パスタが水分を吸ったところで、スープになる牛乳も入れます。コンソメとベーコンでしっかり塩味もつくので、細かい調味料を持ってくる必要もありません。基本「炒めてから、そのまま煮る」、それだけの簡単レシピですが完成したのが、こちら！

　牛乳の白、ベーコンの赤、アスパラの緑など、色鮮やかなスープパスタが見事に出来上がりました！アニメ本編では、リンが初めて作るまともなキャンプご飯として登場し、「ほー。うまっ…」と、そのおいしさと温かさに、ため息をもらすのですが、実食してみると、こちらもばっちり。「リンは冬に食べていたけれど、アスパラと新玉ねぎが旬の味で春に食べても美味しい。スープも良い油が浮いていて美味しい。茹で汁を無駄にしないのも良い。作り方も複雑でなくおすすめです」と大好評となりました。

ちなみに、今回の料理時間は、材料のカットなどの時間を抜けば、わずか15分程度。キャンプご飯初心者の方にもぴったりなメニューです。みなさんもぜひ！

(C)あfろ・芳文社／野外活動サークル

◆「ゆるキャン△」1期全話一挙放送

ABEMAのABEMAアニメチャンネルでは、「ゆるキャン△」1期を5月1日の10時、16時からそれぞれ全話一挙放送を行います。今回再現に挑戦した料理も登場しますので、ぜひアニメ本編でもお楽しみください。
https://abema.tv/channels/abema-anime/slots/EhFawzGDG1oskj